自分が食べているものを理解したいというニーズ

◆田舎時間した日:2003年6月14日〜2003年6月15日
◆作業内容:泥上げ・さくらん
◆訪問場所:山形県上山市
今回のホームページ↓
http://www.inakajikan.com/8-schedule.htm
「分析」ページを新しく設置しました。参加者のプロファイル、リピーター率を公開しています。2003年7月からアンケートも開始しました。
http://www.inakajikan.com/statistics.htm

田舎時間通信第3号(http://www.inakajikan.com/inakamail3.htm)で、参加者が田舎時間プログラムに魅力を感じているポイントを6点挙げました。
1.農家の方々とのふれあい
2.食事(家庭料理・とれたての農作物)
3.自然
4.温泉
5.肉体労働
6.モノ作り

実は、もう1点、「7.食べ物への理解」、がある事に気がつきました。自分が普段食べているもの、さくらんぼでも、りんごでも、ぶどうでも、こういったものがどのように作られているか知りたい、という欲求が参加者にあり、田舎時間に参加して、「なるほど、こういう風に作られてるんだー。」と納得するわけです。小さい頃から、あまりにも畑から離れすぎてしまっている事からくる好奇心と、2000年6月に起きた食中毒事件以来、頻発する食品に関する事件を見て、自分が食べているものに感じる不安が背景だと思います。自分が食べているものを理解したいというニーズは、安心して食べられるものを買いたいというニーズに発展する事を考えると、やはり田舎時間のような田舎体験プログラムと農家直販の顧客開拓はダイレクトにつながってくる事ですね。