P2第1回打ち合わせ議事録「田舎時間とは何か?」

今日、第一回の田舎時間P2第一回打ち合わせを表参道で行ないました。貴山含め、女性4名、男性5名の9名で行ないました。
直前の案内で、しかも三連休の最終日の昼間という時間帯にもかかわらず、過去参加者の20%近くが集まった、という事は、本企画への期待を示しているといえましょう。

そもそも、どうしてこういう打ち合わせが必要なのか。田舎時間を発展させるために立場を固めたい。
これから、企画の完成度を高めて、継続できる企画とするには、ある程度組織を作っていかなきゃいけない。そのための打ち合わせです。

ちょっと会議室の関係上時間がなくてかけあしでやりました。(To: 女性のみなさん スーパー早足で歩いてごめんなさい)


■■■本日のAGENDA

1. 「田舎」とは? → 「田舎時間」とは?
2. 「田舎時間」企画のMISSION STATEMENT
・「田舎時間」企画で何を提供したいのか?
・目的のリストアップ
3. 次回のAGENDA、場所


■■■ AGENDA① 「田舎」とは?

「田舎時間」とは「田舎で過ごす時間」である。

①都会のアンチテーゼ、②ふるさと(=田舎に帰る)

「田舎時間」とは「田舎で流れる時間」?

▼まず、「田舎」で連想されるkeywordをあげてみました。
おじいちゃん、おばあちゃん
田んぼ
自然
食べ物
源水

青空
時間が時計で流れない
肉体労働
コミュニティのつながり(近所づきあい): 食事の時間に近所の人がなんとなく立ち寄るとか
物々交換とか
肉体性、身体性(都会には肉体性が存在しない。体が存在しない。)
太陽、四季
生き物がたくさんいる
天災に左右される
家族
閉鎖的
自嘲的
役所に近い
きれいな道路(きれいすぎる)
ひろがり、空間がある(360度)、建物が低い
おまつり
別次元のreality
非日常
ON/OFF

▼「田舎」というproductの性質は?
自然そのもの
自分と自然との関係性(原風景:なんだかわからないけど懐かしく感じる)
人と人との関係性(e.g.地域というまとまり)

▼田舎とは?(ニーズ)
田舎は理想ではない。でも欲しいものがある。
・都会で失ったものを得られる場所
・都会にはない新しい価値観を発見できる場所
・自分が帰ることのできる場所

▼田舎とは「帰る」場所か?
おじいちゃんおばあちゃんがいた少年/少女の頃のワンシーンが呼び起こされる(しかし帰る場所ではない)
過去の体験、原風景のようなものが呼び起こされる人と呼び起こされない人がいるが、いずれの場合でも「帰る」場所ではない。
→ 「帰る」事ができるかどうかは滞在時間に比例する。1泊2日で毎回違う場所だったら帰る場所にはならない。

▼田舎は「非日常」か?
非ではなく、別の日常である。

▼▼▼まとめ:「田舎とは?」
田舎とは、自然・人と自然との関係性、人と人との関係性に関して、都会で失ったもの/都会にはない価値観を発見できる空間である。
※必ずしも地理的に限定されない。例えば山形県でも田舎でない場所もある。

①自然
例:青い空、多様的な生態系

②人と自然との関係性
例:天候に左右される生活

③人と人との関係性
例:地域性、家族的、コミュニティ

▼▼▼田舎時間とは?
参加者が田舎という空間で別の日常を過ごすことのできる企画である。
田舎とは理想郷ではないが、都会の求めるものがそこにはある。


■■■ AGENDA② 田舎時間企画のMISSION STATEMENT

▼田舎時間企画の目的をリストアップしてみました。
・都会人に田舎を提供する。
・田舎を提供してくれる人に都会の人を知ってもらう。
・田舎の人達に、自分達の価値を再発見/再確認してもらう。
・(体験者が?)田舎の価値を都会の人に発信してもらう。
・田舎の価値を都会に広める。
・田舎の価値を守る。誰かが守らないと失われていく。
・自分自身が自分を発見してもらう。自己を再発見してもらう場の提供。自分と自然/人との関係性とか。自分が何を大切にしているのか。
・食ること/食べ物の基本を思い出す。食を五感で味わう/知る/関わる。
・自分が来たルーツ/場所/原体験を見つける。自分が来たところの営みとか、流れみたいなものを思い出す。
・backgroundが異なる人達の間での交流(異文化交流)
・都会と田舎をつなぐ
・都市と農村との関係性を再構築する。新しい価値を作る。新しい関係性を構築する。
↑objectiveとbenefitが混在している。
結果的なbenefitとobjectiveの結果としてのbenefitは違う。


▼▼▼MISSION STATEMENT
田舎時間企画は、
訪問者に体験できる田舎を、訪問者と受入側の双方に交流の場所を提供する事で、都市と農村の新しい関係性を構築し、双方に以下のbenefitを提供する。
①訪問者
別の日常を楽しむ
食を五感で味わう/知る/関わる。
自己の再発見、自分が何を大切にしているか。
②受入側
田舎という価値の再発見
都会側(田舎とは異なる日常を過ごす人?)の生の声を伝える
また、こういうことができる田舎という空間を守る、発見する。

※「参加側」ではなく「訪問者」の方が正しいか?受入側も参加している。ヨソ者と地元?
※どうしても、受入側に関するvolumeが少なくなってしまうので、ある時点で、受入側からのニーズをまとめる作業が必要。
※「帰る場所」を作る、という意思は必要か?

▼次回AGENDA

①田舎時間の定義、田舎時間企画mission statementのbrush up
②「田舎時間」をone phraseで言う(creativeに)
③田舎時間logo決定(concept color含む)
③具体的なアクションリストアップ(その次に手段として組織をどうしていくのかという事が出てくる)

日程未定。
場所は、丸の内倶楽部21とか、コミュニティセンターとか、SFCのキャンパスとか慶應のキャンパスとか。オリンピックセンターとか。
多分慶應大学関係のどこかになると思います。自分が慶應大学の施設を利用できることを忘れてました。