田舎時間PHASE2スタート


↓田舎時間の過去参加者に送ったメールです。

ちょうど2年前にはじめた田舎時間も、のべ参加人数は90名を超え、リピート率も30%、実施回数は19回を数えました。自分が田舎時間を楽しみたい、という思いから「とりあえず」はじめたものが、ここまで継続できた、という事は、胸を張っていいことだと思っています。古いですがやっぱり「継続は力なり!」です。

最近、というか以前から、山形/東京の参加者から、「これから田舎時間をどうするのか(どう発展させるのか)」という質問を、期待/好奇心のこもったまなざしで質問されます。これまでは、現状の僕の本業で精一杯という状態(すっかり囚われの身です)と、山形という移動距離的に不利な条件ではこれ以上どうしようもない、このまま地道に回数を重ねるだけ、と思っていたのですが、あんまり何人にも言われるし、思い出したかのように時々言われるし、やっぱり自分のやっている事は間違っていないという強い信念から、そんなに期待されうるコンテンツなら、もうちょっとがんばってみようと思い立ちました。

数万円で韓国に行ける時代に、2万5千円もかけて、1泊2日で自分の大切な時間を使って農作業して、それでリピート率30%っていうのは、すごい数字だと改めて思います。やっぱりそれを支えてきたのは上山側で受け入れてくださった方々の誠意と熱意です。田舎時間企画には、そういう魅力があるってことです。

これまで試行錯誤を重ねながらも、水準を下げないように、地道に少しずつやってきた2年間を「田舎時間PHASE1」と位置づけ、これからの田舎時間を「田舎時間PHASE2」とします。

※今後、田舎時間PHASE2の様子は、全てblogにて公開します。
http://www.inakajikan.com/blog/


まずは、以下日程で田舎時間PHASE2第一回打ち合わせを行ないます。concept workと思って下さい。是非参加したいという方は御連絡下さい(今週末は山形なのでメール見れません)。この回は行けないけど、その次は是非参加したいという方も御連絡頂けると嬉しいです。

10月11日(月・祝)13時〜。場所は恵比寿か渋谷。

▼当日のAGENDA

1.「田舎時間」の理念とは?

「田舎時間とは何か?」

イメージは以下の通り。誰が何のために何をするのか。
「都会の人に田舎を提供する」
「田舎の価値を農村部の人に理解してもらう/啓蒙する」
「価値のある田舎を守る」
※今後communityを作っていく上で、まずは理念ありき。理念なくして人は集まらない。

2.活動内容は?

都会から参加者を団体「田舎時間」で連れて行く事は、スケールの点で限界あり。参加者の水準を一定以上に保つ(要は感じいい人)とならばなおさら集客力向上は徐々にしか進まない。→ならば、田舎側のインフラ整備を進め、都会から(田舎時間企画とは関係なく)そこに来た人達の「田舎時間度」を向上させる。
→インフラ整備をはじめる場合、必ず自治体との接点は出てくるため、法人格取得は不可避。
→旅行代理店と組んで団体旅行、という選択肢もありか?


3.次のアクションは?組織は?事業計画は?

次のようなものをイメージ。
NPO申請準備開始 (明確に組織を作る事になる)
→ 本当にNPOが求められる組織形態なのか?
・田舎時間上山支部結成 (明確に他エリアでの展開を意識することになる)
→ 上山の人々がそれを求めているか?
・予算確保しweb siteのデザインレベルアップ、ロゴも作成。商標取得。
・年会費制(金額というより、参加意識が重要)


おわり