軽トラックのラジオから政見放送

◆田舎時間した日：2002年10月19日〜2002年10月20日
◆作業内容：林業
◆訪問場所：山形県上山市山元地区
◆ホームページ：http://www.inakajikan.com/3-forestsche.htm
今回は私含め3人で参加しました。JRの土日フリー乗車券というのを利用して、普通に新幹線で行くよりも一人6,000円ぐらい交通費を浮かすことができました。

山形県上山市にお伺いするのも、今回でもう3回目ですね。今回のメニューはこんな感じ。

・山で下刈り
・山で栗おやつ
・林道でござをひらげてランチ＆昼寝
・杉林で長い鎌で枝打ち
・杉林でチェーンソーで間伐
・観音堂巡り
・なめこ栽培
・なめこ汁
・公民館で新そば打ち＆日本酒
・なめこ狩り
・いも煮
・共同温泉

林道でござを広げてランチを食べるというのがとても新鮮でした。軽トラックのラジオから政見放送が流れていて、周りは林で人工的な音はしなくて、なんだかとても懐かしい感じがして、映画の中にいるようでした。

上山まちづくり塾の方10人ぐらいと一緒に、いも煮会に参加させて頂きました。いも煮とは、さといも・ねぎ・牛肉を、大鍋をまきを燃やしてぐつぐつ煮こんで、醤油でつくる豚汁みたいなもので、地方によっては味噌で作る事もあります。昔は、どこの農家も田んぼと畔の間にさといもを作っていたそうです。こちらの人は小学生から年配の方まで、この季節はしょっちゅういも煮会をやっていて、東京で言うと、二子多摩川の河川敷でバーベキューをやる感覚に近いですね。

上山市にお伺いしていつも気づくのは、地元の方の肌がつるつるな事と、普通に出てくる漬物とか、自宅で作られてる御飯がとても美味しい事です。今回、林業組合の事務所で出てきた味噌汁なんて涙ものです。東京のお洒落で有名なレストランで出てくる食事なんかより100倍美味しい。
いつも規則正しい生活をして、自然の中で働いて、美味しい食事を食べて、温泉入ってれば、何歳になってもお肌はつるつるっていう事ですね。