2011年6月 信州北志賀での田植え、UPしました 

田舎時間スタッフの木村です。


6月11−12日で開催した信州北志賀高原山ノ内町での田植えの様子をUPします。


今回、梅雨がまだ明けきらぬ長野県での田舎時間初開催でした。

最初に向かったのは民宿はちのこ。こちらで地元名物の須賀川そばをいただきました。
普通のそばと違って、山ゴボウの繊維をつなぎに使っているのでコシが強い!
田植えの前にみんなモリモリ食べて大満足。
  



ランチのあとは作業着に着替えて田植え。この頃には天気も奇跡的に回復して絶好の田植え日和に。
海のそばの穴水町での田植えとは景色も雰囲気もまた違った良さがあり、気持ちよく田植えができました。



受入農家は中谷泰さん
昨年、穴水での田舎時間に参加してくれたご縁です。


50mプール1面ほどの広さの田んぼに全て手作業で苗を植えて行きました。



参加者は土の粘り気に足を取られながらも、しっかり苗を植えました。
   



夜は地元の方々との懇親会。
地元の大将、ミヨジさん、エツエさん、裕介さんが来てくれました。
たくさんのおいしい料理を用意してくださり、一緒に酒を飲み食事をしながら
田植えの話や地元の昔話、集落の話などなどで大盛り上がりでした。
参加者と地元の方々とはもちろん初対面ながら、まるで旧知の仲のよう。
これが「田舎時間」のいいところです。
 



翌日も朝からモリモリ田植えをして、午前中でなんとか田んぼ1面の田植えを無事終了。

自分たちのノルマを達成して、みんなホッとした表情で記念撮影。



ランチは夜間瀬あけび工房に伺い、
これまた地元のお姉さまがたに地元の食材をふんだんに使った贅沢料理をご馳走になりました。

  
根曲がり竹、ワラビ、ミョウガ、アスパラガスなどなど
どれも本当においしい!都会では食べられない新鮮なものばかりでした。



大満足の2日間。名残惜しい気持ちいっぱいの中、夜間瀬駅からみんな帰っていきました。



★参加者からいただいた感想★


〜アカネさん〜

念願の初田植え&初田舎時間に参加させていただきました。ありがとうございました。
人も景色も空気も温泉もすべてが素晴らしかった〜
初日の数時間ですでに足が筋肉痛で焦りましたが、みんなでなんとか目標を達成できて
本当によかったです。無事に美味しいお米に育ちますように☆
夜の宴会や、ランチでは地元の方が料理を作ってくださり、おいしくて感動しっぱなしでした。
『おいしい!』と言ったら、お土産用に新しく作って持たせてくれて、
何より人の温かさが思い出に残りました。また参加したときはよろしくお願いします!



〜ごうさん〜

久し振りの田舎時間の参加でしたが充実した時間を過ごせました。
仕事の都合で遅刻しましたが、無理をして参加した甲斐がありました。
本当にありがとうございました。
しっかりスケジュールが立てられていたことと、受け入れ先に
大きな負担がないよう工夫されていたことが良かったと思いました。



〜Kaecoさん〜

私にとって初めてのボランティアであり田植えでした。
ボランティアというよりは、田植え作業の大変さを知ったり、
今までご縁のなかった土地や人と触れ合ったりととても新鮮な体験でした。
中谷さんのお人柄もあり、たくさんの地元の方と触れ合うことができて、
長野(山ノ内)の暮らしが垣間見れました。
私はネットでたまたま「田舎時間」を知ったので、正直参加するまではドキドキでしたが
HPが充実していて活動のレポートがたくさん載っていてわかりやすかったり、
田舎時間スタッフの事前のご連絡が丁寧だったこともあり、不安はありませんでした。
「田舎」「ボランティア」というキーワードで集まる人とのつながりがとても豊かに感じました。
「田舎時間」素敵なNPOだと思います。思い切ってメールしてみて良かった!
また参加したいと思います。ありがとうございました。



〜C.Tさん〜

どこまでも続く青い空の下、のどかな田園風景を眺めながら田植えをし、
作業終了後は疲れた身体を癒しに温泉へ、そして夜は地元の方々との交流会。
田舎のない私にとって、地方に住む方々の暮らしに直接触れられる貴重な田舎時間。
都心では心身に不安や悩みを抱える人々が増加していますが、都会のアスファルト
原因の一つにあげられています。
やはり人間にとって土に触れる時間を持つことは必要不可欠なのでしょう。



〜桂子さん〜

お天気にも恵まれ、泥の感触を味わいながらもくもくと作業できました。
心をカラッポにして体を動かす気持ち良さを満喫しました。
慣れない作業で結果はたいちゃんのみぞ知る…ですが…。
地元の方々との交流の場を設けていただいたお陰で、より親しみを覚え、楽しい思い出も増えました。
農家二年目の方だからこそ見え隠れする苦労を垣間見ながら、農業の奥深さ、
大変さを少しではありますが、感じることができました。
地元のお年寄りのパワーに元気がでました!



〜井上正將さん〜

何とか、田んぼ一枚の田植えが終わったことが、何より良かった。
とにかく作業やって、しっかりやり遂げようぜ!的な雰囲気になったのも良かった。
山のあふれんばかりの幸をご馳走になって、人の温かさに触れ、素朴な幸せを
感じた2日間だった。回数を重ねるうちに、少しずつ地域になじんでいければ最高です。



〜その他の参加者〜
横田さん 木村

金沢大学に行って来ました

スタッフの井上です。

金沢大学で今年度実施中の、「能登の地域交流活性化プロジェクト」のワークショップに行って来ました。
これは、能登地域のキリコ祭りに参加し、学生と過疎地域とで交流をもつことで、地域を元気にしようという取組です。
私は、その中で、田舎時間の活動経験をお話ししてきました。

http://www.crc.kanazawa-u.ac.jp/kiriko/project

たった10分の発表時間でしたが、精一杯、自分が普段考えていることをお話してきました。
祭りの意味や、田舎時間が行くことで変わったところ変わらないところ、
学生に、祭りの手伝いを通じて身につけてほしいことなど。

終了後、何人かの先生や学生さんに呼び止められて質問を受けたりして、皆の「アツさ」が逆に新鮮でした。

総会+蕎麦打ちやりました!

田舎時間スタッフ貴山です。

無事、年に1度の総会と、蕎麦打ちが終わりました。

総会をやるたびに、外部向けにきっちり資料を作って出す、というのはやっぱり大事だなーと思います。
いつものメンバーだけでやってると、どうしてもなあなあになってきてしまうので。
特に、1円単位で、収支報告書を作って報告する、というプロセスは、活動を継続していく上で、すごく大切です。

真野秀太が去年の収穫祭について説明。

みなさん真剣に聞いて頂いています。

井上正將が穴水のお祭りへの女性参加について説明してます。後ろの扇子を持っているのが私(貴山)。この扇子は今度参加する和歌山県田辺祭由来のものです。

能登伝道師、杉本さんが!

蕎麦打ち開始!

実は田舎時間も今年で10年目。こどもたちも増えました。

参加して頂いたみなさん、後片付けまで、ありがとうございました。

今年もよろしくね!

蕎麦打ち+総会します!

蕎麦打ち+(毎年一度開催される)総会のご案内です。
既に御案内した通り、きたる6月18日(土曜日)11時から、総会を行います。

総会では、理事改選、2010年度事業報告、2011年度事業計画などをお話し致します。
その後、12時頃から14時まで、蕎麦打ちを行う予定です。

(総会には出席せずに)蕎麦打ちからの参加ももちろんOKです。
参加される方は事前に御連絡頂けると助かります。
staff[at]inakajikan.com([at]を@に修正して下さい)

とってもシンプルな蕎麦打ちの予定ですので、蕎麦打ちしてみたい方、手打ち蕎麦が食べたい方、ランチがてら、お気軽に御参加ください!
(豪華な御食事は用意していません。本当に蕎麦のみです!)

蕎麦打ちへの参加費は1000円です。
※いなカエル会員の方の参加費は500円です。
※総会への参加費は無料です。
※会員でない方も総会へ御参加いただけます(ただし投票はできません)

開催場所は以下の通りです。昨年の収穫祭( http://d.hatena.ne.jp/inakajikan/20101219 ) でも使わさせていただきました。
とても素敵なキッチンオフィスです。

有限会社フィッシュグローヴ様 外苑前オフィス:
東京都港区南青山3-2-7ブラック青山6F 地下鉄外苑前駅から徒歩5分

皆様の御参加をお待ちしております!

▼最近の田舎時間のニュース

2011年5月の穴水での田植えの回の様子
http://d.hatena.ne.jp/inakajikan/20110605

2011年5月に山形県上山市で開催された慶応大学加藤ゼミによる「かみのやまキャンプ」
http://d.hatena.ne.jp/inakajikan/20110525
http://d.hatena.ne.jp/inakajikan/20110522

2011年7月に参加予定の和歌山県田辺市での「田辺祭」の新聞記事
http://d.hatena.ne.jp/inakajikan/20110523#1306140405

2011年5月穴水田植えの回、upしました。

穴水のセミプロカメラマンの素敵な写真がたくさんあります!

http://on.fb.me/jqawMM
(誰でも見ることができますが、facebookにloginするとコメントも見ることができます。)

参加者の感想です!

あじ
27歳、女性、学生、東京都在住、
作業中何度も転び、長靴を脱ぐのに3人がかりで脱がしていただいたり、ただの足でまといでした・・・。
そんな私なのに皆さん本当に良くしていただいてとても嬉しかったです。海沿いの田んぼ、おばあちゃん方に本当に癒されました。田んぼでは泥の感触と1歩踏み出す度に散っていくおたまじゃくしを見るのが楽しかったです。良い経験になりました!

■めぐ
女性、外資系化粧品会社マーケティング担当、東京都在住
今回の穴水田舎時間参加で、なぜ自分がリピートするか理由がなんとなくわかってきました。まずは人とのつながり。年々能登の方々と仲良くなるにつれ、人間味の深みにはまっていきます。といってもお世話になりっぱなしですが。また少人数グループなので参加者と感動共有も楽しい。次に、体験内容の魅力。去年も補植をさせていただき、今年は2回目。その間の1年、東京では穴水河端家の玄米を日常的に食していました。同じ田んぼに戻ってきて、ほっと心が落ち着く感覚は格別です。田植えは私にとっては“禅”な空間、日本の主食の種を扱う事、静寂の中でカエルの鳴き声と水田を歩く仲間の足音が心地よく聞こえる(=耳障りな雑音はゼロ)、田植え歴数十年のおばあさま方との交流など。田舎時間は人生の中で忘れたくない人間の本質を掘り下げて行くきっかけをもたらしてくれるように思います。参加する度に新しい発見がある。またリピートすると思います。お世話になった皆様に感謝!そして植えた苗が元気に黄金の稲穂に育ちますように。

■鳩さぶれ
38歳、女性、大学職員、東京都在住
1年ぶり4回目の田舎時間で、初の田植え。補植ってそんなに時間かかるかな?と思ったのですが、やってみると結構な作業でした。
田んぼの土はムースみたいにふかふか!おたまじゃくしをたくさん踏み潰した気がしますが、あれはきっと良い肥料になるんだろうな…。
先生方(おばあちゃんたち)はずーっとしゃべってるのに手は早く(笑)、なかなか追いつけませんでした。あとで水の落ち着いた田んぼを見たら、先生方の足跡はぽつりぽつりとキレイに残り、私たちの足跡はよたよたしていて、腕前は一目瞭然。また習いに行って、精進したいです。
穴水に行くといつも、ここは「足りている」土地と感じます。海も山もあって、豊か。それでも出て行く若い人がおり、その中でも、日々のことを丁寧にやっている人がいます。海や山から貰うもの、自分たちが大事に手をかける農水産業が日々の中にあり、そうやって得るものがとても美味しいです。
ここにくると、自分も「日々を丁寧にやろう、そういうものは報われる」というところへ、何かが巻き戻る気がします。
いつも良くしていただいて、最近はすっかり「まあいざとなったら穴水へいけばいいや」とあてにするようになりました(笑)
少しお手伝いになるようなときにも、伺えたらと思います。ありがとうございました。

■マレー
金融、東京都在住
今回は、念願の人生初田植え。
なんだろう、あの心地よい土の感触。
いつもなら悲鳴あげそうな大量のおたまじゃくしも全く気にならず。
環境ってすごい。あの空間にいたら、許容できてしまう。
海と田んぼのコントラストはとても神秘的な空間だった。
田舎時間に参加するたびに思うこと、もちろん都会では味わえない空気や
自然、ご飯もさることながら、穴水のみなさんとの触れ合いがやっぱり一番の魅力☆
上手く表現できないけど、いつも心も身体も満たされる。
そしてまたあの空間に戻って「ただいま!」って言いたくなる。

「かみのやまキャンプ」山形新聞に掲載されました。

慶應義塾大学・加藤文俊研究室の「かみのやまキャンプ」が山形新聞に掲載されました。
カミンの展示は5月31日(火)までです。
お近くの方はぜひ、御覧ください。