P2第三回打ち合わせ

▼スタンプできました。

AGENDA 1. 田舎時間Mission Statementのconfirm

以下の文章でファイナルですが、受入側との打ち合わせの後、受入側の視点を入れます。消費者との直のコミュニケーション等。でも押し付けがましくないように注意。
web siteに掲載済

田舎とは何でしょうか?
田舎で連想する言葉というと、田んぼだったり、ゆったりと流れる時間だったり、おばあちゃんの手料理だったりします。
田舎と都会は違う空間です。田舎には、都会では見られない自然があります。里山、蛙、田んぼ、果樹園、滝などなど。都会とは違った生活のリズムがあります。雨が降ったら家にいます。収穫の前には台風が来ないようにお祈りします。四季のうつろいを、新芽の息吹で、作物の成長で、肌で感じることができます。自然や生き物とだけじゃありません。まわりの人との付き合い方が違うのにも驚きます。玄関の鍵をかけない村があります。畑作業を家族みんなでします。食事の時に近所の人がなんとなく入ってきてちょっと御馳走になって、なんとなく出て行ったりします。公民館にはみんなでしょっちゅう集まります。
しかし、田舎は理想郷ではありません。やっぱり不便だし、おしゃれなお店はないし、近所付き合いが面倒なときだってあるし、畑作業だってたまにやると楽しいけど、毎日やれと言われたら悩んでしまいます。でも、都会に住む私達が失ったもの、大地から離れてしまってわからなくなってしまったものが、田舎にはあるのではないでしょうか。

田舎時間企画は、田舎という空間で、農作業を通じて、都会からと田舎からの両方の参加者に交流の場を提供します。都会からの参加者を農作業の労働力としても期待して欲しいです。
普段何気なくやりすごしている、食べるという行為、そこに行きつくまでの必要なプロセスを、五感で感じとって下さい。食べ物はそんなに簡単に作れません。自然と御先祖様に感謝して、いろんな努力と工夫と手間をかけないと手に入らないのです。普段とは違う日常の中で、自然に囲まれ地域の中で生きる自分を見つめることで、自分が大切にしたいもの、自分が忘れてしまったものが見つかるかもしれません。

日本の田舎はどんどん少なくなっています。自然は削られ、方言は忘れられ、ちょっとした風習がいつのまにか無くなっています。田舎時間企画では、田舎を楽しむだけではなく、田舎の価値を発見し、主張し、守っていきます。

都会に住む人の多くは帰る場所がありません。コンクリートと電波に囲まれて生活するしかありません。時間はかかると思いますが、田舎時間企画で提供する場所が、ちょっと帰ってみようかなと思える田舎になればいいな、と願っています。


AGENDA 2. 「田舎時間」を一言で。

▼前回で出たもの

公平に流れる時間
食を五感で味わう週末
無農薬の発見
無農薬の小宇宙
干柿の小宇宙
手の届く田舎
自然と人とつながる週末
大地と人とがつながる
大地への帰省(改行)自分への帰省
大地との対話(改行)自分への帰省
大地との対話(改行)自分との対話
ウィークエンド農夫
大地と流れる時間
東京脱出
電波からの逃亡
コンクリートから土へ、電波から@@へ
自分に戻ろう田舎時間、作る、食べる、遊ぶ
作る田舎、流れる時間、田舎時間
そこにあった田舎
自然を味わう週末
地球との休日, holiday with the earth
大地との休日, holiday with the earth
そうだ、田舎へ行こう
To be 田舎時間
畦道を歩く田舎時間
畦道を歩く
水の音、田舎時間
無農薬がわかるらしい
土の感覚
土の触感
土の食感
ただいま田舎時間、おかえり田舎時間
ただいまとおかえりなさい、田舎時間
ただいま。おかえりなさい。田舎時間。
田舎発見隊
自然に学び、自然を味わう週末
労働は楽しく美味しく美しい。田舎時間。
ニッポンの田舎
無口でモクモク
無口で黙々
田舎で働く!食べる!遊ぶ!泊まる!

以上の中で、ダントツに良いものはない。
重要なのは、以下の2点。
・一般の人にイメージがわく=なんとなく雰囲気が伝わる
・行きたくなる

▼なんだかもの足りないので、もう一回やってみました。

日本には田舎がある
僕らには田舎がある
週末、田舎時間。
リセットする自分
リセットする呼吸
朝五時起床、田舎時間
土の上を歩く
田んぼの触感
田んぼの肌触り
五感の帰省
田んぼ対自分
土曜朝五時から日曜夜七時までの田舎時間
田舎で呼吸
深呼吸、田舎時間
都会にはない週末、田舎時間
都会週末、田舎時間
五感のリハビリ、田舎時間
都会生活、田舎時間
田舎時間のある週末
自然、呼吸、週末。

▼今まで出たキーワードを挙げてみました。
自然、呼吸、週末、土、五感、触感、食感、田んぼ、帰省、小宇宙、リセット


▼今回の打ち合わせで、この6種類を候補として挙げました。この中から良さそうなのを、他の人に3つ選んでもらってみてきめます。全く別のものでもOKです。上山サイドからも御意見お願いします。
朝五時起床、田舎時間
ただいまとおかえりなさい、田舎時間
リセットする呼吸、リセットする自分
土の上を歩く
自然を味わう週末
週末、田舎時間

ホームページの右上に使うもので、今の「田舎で働く!食べる!遊ぶ!泊まる!」の代わりと思って下さい。
↓こんな感じにも使うつもり。


AGENDA 3. 田舎時間ロゴ決定。
phrase決まったら最終形として、ホームページのロゴを変更します。
↓こんな感じにします。


AGENDA 4. 田舎時間サポート会員の名称決定
→ こへび隊をイメージ。ML名称としても活用。

こへび隊とは? → http://www.echigo-tsumari.jp/kohebi/index.htmlを参照。

田舎時間を応援する人達(集団)にidentityを持たせたい。今のところは何のコミットメントも求めていない。
↓がポイント。
・口に出せるもの(例:「それは○○の人に聞いてください。」)
・一般の人が引かないもの
・joinしたくなるもの

▼ideaだしてみました。
田舎探検隊
飛脚隊
干柿隊
☆描き隊
田舎タイムトラベラーズ
ダイマーズ
大黒屋
ダイコク
萱滝隊
カヤタキ
楢下隊
新米隊
果汁組
滝つぼ隊
土踏まず隊
畦道隊
新米党
かえる隊
かえるーず
かえるサイクル
かえる自転車
青がえる隊
あまがえる
カエレンジャー
かえる倶楽部
かえる組
かえる党

→ 次回持ち越し。Temporaryに「kaeru@」で設定。


AGENDA 5. 具体的なアクションリストアップ

↓前回のまとめ。

■1回毎の完結型の労働力提供ではなく、継続型プログラム。
・メンバーのコミットメントが必要になる
・リーダーが必要。チーム制が必要。米チーム、干柿チーム、デリフィニウムチーム等。
・活動が2種類になる。単発型とチーム型。
・畑ベースのチーム制じゃなくて、テーマベースのチームも。高齢者一人暮らし応援チーム、楢下観光活性化チーム、サイクリングコース開発チーム等。

■チームリーダーががんばるために必要なもの
・リーダーに対して市がお金出すとか、米一俵出すとか。求められているという感覚が重要。
・農村側からのそこまで積極的なアクションが期待できない場合は、例えば補助金を田舎時間で申請してリーダーに提供する等。

■向こうのお祭りに出たい。
・ローカルのその地区だけの、そういう細かいのに出たい。
・受入側の懐に入りきれてないので、なんとなく実現していない。

■田舎時間という活動を通じて、東京と農村で一緒に作り上げることをしたい。
・田舎時間マップ作り。修学旅行のしおり作りみたいなもの、美味しい郷土料理100選、上山観光ブック等。

■受入側からのニーズ
・ニーズを具体的な形に落とし込む、という作業を農村側と一緒にやる事は絶対に必要。

■受入側に対する目に見えるメリット
・直販で買うは一番わかりやすい。
・参加費をちょっと増やして、最後におみやげでもらう形としながら、実際は向こうの作物を買う。大相撲の土産みたいなもの。

■交通費を安くしたい。
・市とか農協に補助してもらう。
・JRは交渉で料金下がる?

■東京時間というニーズはあり。
・向こうは生活を見せることができるけど、こちらは見せられないので、ただの観光ガイドになってしまう。枠組みとしてはあんまりやりたくない。
・東京には来てもらわないで、田舎の方で、東京の生活を見せる。小学校でレクチャーする等。

↓今回追加。

■観光マップを最終アウトプットするまちづくり。
そのための組織作りと資金集め。地元の人を含めたもの。

■本を出版する。
これまでのホームページのコンテンツにひとひねり加えて、本を出版したい。

■作ったものを売るところまでフォローしたい。
東京での山形物産展に田舎時間スタッフが参加する。一緒に売る

■直販で買いたい
買いたい、売りたい、がなんとなくなので、あんまり実績ないので、形を作る。
長期的には田舎時間ブランドを作る。
短期的には直販連絡リストを田舎時間に掲載する。 → 貴山がすぐ作る。
→ そのためには各農家ページ作る。今のところは農家と消費者が直接コンタクトをとる形として、田舎時間は間に入らない。
→ 量は少ないがすぐに実績が出るはず。

■直販応援会社を作る。
直販のポイントは信頼性。
→ 体験ページによって、消費者に擬似農業体験をさせて、信頼性アップ
→ 擬似農業体験=ITだけど、農家サイドのITスキルが低いので、こちらでページも作って、直販システムも作って、マージンをとる。
ホームページ請負業でもある。
商流にも物流にもからまない。マーケティングを受託。
cookpadとも連携。

■コミットすることによる満足感
例えば、動物愛護団体に会員で入っていて、月1000円払っていて、それが楽しい、という感覚。
田舎時間企画の強みはユーザー側をおさえていること。

■企業の協賛が欲しい
田舎のイメージを持つ会社から広告料をもらう。メセナ活動としても。

■東京で成功した地元出身者とのネットワーク
そういう人を点でひろっていって、それぞれの地元を盛り上げていく。

■次回の田舎時間でさっそく
一人あたり1000 or 2000円を予め実費+おみやげ代として=参加費、予め渡す事にしておく。
いくらが適切かは受入側に質問。


AGENDA 6. 次回田舎時間でのニーズ絞込み打ち合わせ
→具体的な内容、アプローチ、日程

先方メンバー: ちづさん+農家含めて先方が選ぶ人MAX5人程度
→適切なメンバーいなければ、東京側3名+ちづさん1名の4名でやる。

予定agenda:

・田舎時間の理念の説明
・東京側で意見が出た今後のアクションプラン案について
・受入側からの疑問、要望、希望のヒアリング

打ち合わせ時間:2時間。
場所: できたらホワイトボードがあるところ(市役所の会議室等)。なければ民宿で。
タイミング: 土曜日の作業終わってからdinner迄の2時間。東京側からの参加は3名のみ。
他の参加者は、風呂や食事準備等、通常の田舎時間メニューをこなす。
その他: お酒抜き。